2017年1月25日水曜日
大食いカニ雑炊とかほく四季まつり
いや~冬はやっぱり鍋ですね。
金沢といえば、加能ガニ(ズワイガニ)。
加能ガニの鍋が、この冬最高に美味しくなっています。
そして、カニ鍋の〆は、もちろんカニ雑炊。
カニと野菜の出汁が十分にしみたカニ雑炊は、何杯でも食べ続けられる気がします。
ところであなたは、カニ雑炊だったら何杯食べられますか?
そんなことを急に言われても実感が沸かなくて当然です。
しかし先日、目安となるある一定の答えが出ました。
それは1月15日、MROテレビ(TBS系)で放送された番組においてです。
その番組タイトルは、「元祖!大食い女王決戦、金沢予選カニ雑炊6キロ、女王もえあずを超えろ本選めざし激食バトル、激熱濃厚ラーメン17杯、驚異の新人記録連発!!」です。
金沢予選は、45分勝負で行われ、1杯200gのカニ雑炊を30杯・6キロを完食した21才の女性が優勝しました。
私の個人的趣味ですが、大食い女性が好きです。
番組終了後、私は恍惚感に満たされました。
そんな大食いのあなたにお勧めのお祭りが、1月14日から石川県かほく市で開催されます。
そのお祭りは、かほく四季まつり「冬の味くらべあったか雑炊・鍋まつり」と銘打ち開幕しました。
まつりでは、かほく市内の飲食店25店舗が、オリジナルの雑炊と鍋料理を提供しています。
雑炊の一例では、和風や中華風の雑炊・クッパ・リゾット等があり、幅広いジャンルの料理が並びます。
一方鍋料理では、海鮮鍋やぼたん鍋等、海や山の幸を堪能できる品が多彩にあります。
また、参加5店舗を巡ると市共通商品券が貰える、大食いマニアにも嬉しいスタンプラリーも実施されています。
このまつりは、郷土の偉人・飛行家の東善作(あずまぜんさく 1893年~1967年)に由来しています。
東善作は、現在のかほく市中沼で生まれ、1930年(昭和5年)に小型機でアメリカ大陸と欧州各国、ロシア・シベリア三大陸を単独無着陸横断を成し遂げました。
そしてこのことで彼は、日本のリンドバーグとして讃えられました。
東は、この飛行資金を稼ぐためにアメリカで、チャプスイ(中国風雑炊)店を営みました。
そのためかほく市は、東の偉業を伝えようとこのまつりをはじめました。
まつりは、2月12日まで行われます。
私は、日頃何気なく食べていた雑炊にこのような逸話があったことに少々驚きました。
イャー、石川県にはまだまだ美味しいものがありそうですね。
さあ、私もまつりにひとっ飛びしましょうか。
今回の担当は達じいでした。
あんやと(*´▽`*)。
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