2011年11月29日火曜日

八芳園

こんにちは岩瀬です。

11月も残すところ、今日を入れてあと3日となりましたね。
前回のベストショットで惜しくも大賞を逃したものの、最終選考まで残った6名の方々を順番に紹介してきましたが、それも今回が最後です。
今回ご紹介するのは、神奈川県の大西裕子さんです。





コメント
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インターネットテレビの撮影でエキストラで出演した時のものです。
錦紗の着物に一部絞りが入った海老茶の羽織です。
朝9時ごろ、晴れ、八芳園にて。

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八芳園で撮影されたということですが、ここは木戸門でしょうか。
八芳園の入り口とされるメインゲートですね。
結婚式場のイメージが強いですが、レストランで普段ランチやディナーを楽しむことも出来ます。
インターネットテレビのエキストラで出演されたなんて素敵ですね。
ドラマでしょうか?着物姿で参加して、バッチリ着物好きをアピールできそうですね。
錦紗の着物とありますが、写真だと紬に見えるような…?近くで見てみたいです。
実は大西様が前回のベストショットの応募者の中で一番最初に応募されました。
応募受付開始した翌日にすぐ応募がありました。
行動力、見習わなくては。。。
海老茶の羽織も素敵ですね。
部分的に絞りが入っているのもオシャレでいいと思います。
春ぐらいでしょうか、日差しが暖かそうで、気持ち良さそうです。

さて、これで前回最終選考まで残った6名全ての紹介がおわりました。
皆さん素敵なお写真、本当にありがとうございました。
今回ももう募集開始していますので、是非また参加してくださいね。

今回のキモノベストショット詳細はコチラ

それではまた。



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2011年11月25日金曜日

背筋も伸びる

こんにちは岩瀬です。


本日、キモノ・ベストショットvol.4の募集要項が公開されました。
締め切りは12/6です。
皆様のご参加お待ちしております!


さて長く続いていますが、前回のベストショットで惜しくも大賞を逃した方のお写真をあと二人ご紹介したいと思います。
今回は福岡県のひじりひとみさんのお写真です。




コメント
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今、巷で人気のいかにもアンティーク!
っていうお品ではありませんが、80代の伯母が若い時に着ていたものを譲って頂いた着物と帯です。
半襟は、少しでもアンティークの雰囲気を出すため、紫色の手拭いを縫いつけました(笑)。
袖の長い長着に合わせるため、丁度いい長さの長襦袢を探すのに苦労致しました。
こちらもやはり古いものです。
バッグは、丸帯から作られたお品です。
撮影の日はあいにく雨でしたが、福岡の小京都と言われる「秋月」を、秋の景色を楽しみながら散策致しました。
ここは桜の名所で、並木道に覆い被さるように桜の木があります。
春、桜吹雪の中、また着物で散策に訪れたいと思います。
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とても堂々としていて良いですね。
生憎の雨とのことですが、この骨の多い傘のおかげで、とても見ごたえのある写真になっていると思います。
後ろの緑と着物、傘の赤がいいコントラストでお互いを引き立たせあっていますね。
赤と緑は補色ですので、そのような効果も狙っていたのでしょうか?
手ぬぐいを縫いつけた半衿には遊び心が見られ、おもわず視線を奪われます。
秋月、いいですよね。
小京都と呼ばれるところは全国に何箇所もありますが、秋月や金沢もまたその一つです。
秋月は桜の時期が本当に最高で、満開になる頃には大勢の人でにぎわう様子をニュースでも毎年よく見かけます。
このコーデでひとつ気になった点がありまして、丸帯から作られたと書いてあるバッグです。
よく、古い着物や帯をご自分でリメイクしたバッグやきんちゃくなどをお持ちの方を見かけますが、リメイクする際、材料はどこで入手されているのでしょうか?
着物10もたまにハギレを出品していますが、そこまで多くないですし、種類も色々あるわけではないので。
素材屋さんのようなお店があるのでしょうか。
全くリメイクはしないので分かりませんが、気になったので。
それはそうと、とにかくひじりさんのお写真、見ているこちらの背筋が伸びるようなスキッとした印象を受けました。
写真の撮り方も上手く、ちゃんと人物にピントが合っていますし、何より色が本当にきれいです。
是非また次回もご参加お待ちしておりますね。

今日はこの辺で。
次回は今月中に書くつもりです!
がんばります。



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2011年11月21日月曜日

ニヤリポイント多めの

こんにちは岩瀬です。

先週に引き続き、最終選考まで残ったものの、惜しくも大賞を逃した方を紹介します。

東京都の青山杉子さんのお写真



コメント
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大正時代をイメージして撮って貰った写真です。
場所は谷中付近です。
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これはかなり本気度の高いアンティークですね。
小物までまったく抜かりのない、全体を通して攻めのコーデでありながらアンティークの要素を着物以外でも感じさせます。
そう、実はこの手に持っている本に注目なんです。
ブレていて分かりづらいですが、これは91年に発行された「ちくま日本文学全集」の17巻目。
泉鏡花の作品集なんです。
これがなぜ注目なのかというと…そうなんです、ご存知の方ももちろん多いと思いますが、泉鏡花は金沢市出身なのです!
さりげなく写真でアピールしているのか、たまたまなのか…
弊社の所在地が金沢市だから狙って泉鏡花にしたのでしょうか、だとしたら、ありがとうございます。
この写真を見たとき、はじめは何か本を持っているなという程度しか思わなかったのですが、よく見ていると、帯コピーが目に入りました。
「肉は燃える、血は冷える」このコピーでようやく気づきました。
この本には9作品が収録されていて、中でも私は歌行灯ぐらいしか読んだことはないのですが、とても面白かったです。
泉鏡花は着物の描写が丁寧なことで有名ですが、青山さんはこのことも含めてこの本を持った写真を選ばれたのかと思うと脱帽です。
ダブルミーニングどころかトリプルミーニング…?もっと沢山の意味が込められていそうですが、いやはやあっぱれです。
こういうニヤリとしてしまうポイントが盛り込まれた写真は、それだけで話が弾みますね。
そんな素敵なお写真ありがとうございました。

残りの3枚も貼り付けておきます。
では、今日はこのへんで。








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2011年11月18日金曜日

個人的大賞!

こんばんは、岩瀬です。
いよいよ冬到来ですね、朝は相当気合入れてないと起きれなくなってきました。
先週より続いている、キモノ・ベストショット vol.3の惜しかったシリーズ。
今回ご紹介する方で3人目です。



栃木県のくろきんとさんのお写真です



コメント
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悪目立ち(笑)
こてこてアンティーク大好きなのですが、この時は秋口の寺社会場での薪能観劇だったため、
その好みの悪目立ちは避け、秋の始りをイメージした色調に「大人アンティーク」と言う感じに引いたコーデを。
アンティーク錦紗の小紋に現代の紬帯、小物にアンティークビーズバックや煙水晶の帯留など配しました。
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とてもいい雰囲気のお写真です。
薪能を観に行かれるなんて、素敵ですね。
私も能や狂言を是非一度観に行ってみたいとは思うんですが、なかなか…
薪能(たきぎのう)は奈良の興福寺で最初に行われたとされていますが、興福寺では薪御能(たきぎおのう)と呼ぶそうですよ。
落ち着いた色使いで、アンティーク上級者の雰囲気が出ていますね。
アンティークの醍醐味がない、と後のメールで心配されておりましたが、十分アンティークの醍醐味が伝わってきますよね。
そういえば今年の9月にばんな寺の境内で足利薪能がありましたが、それを観劇されたのでしょうか?
この写真の場所は分かりませんが、ばんな寺のなかでしょうか、左手の建物も素敵ですね。
こうして全国からたくさんのお写真が集まってくるなかで、やはり自分が踏み入れたことのない土地の様子が伺えるのは何よりも楽しみです。
金沢からの応募がなかったのが残念ですが…笑
もっと全国の着物好きのみなさんとつながっていけたらなぁと感じています。

では、今日はこの辺で失礼致します。




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2011年11月14日月曜日

婚礼用アンティーク振袖

こんにちは岩瀬です。


週末はお天気があんまりよくなかったですね。
北陸はこの季節かなり雨がちになるのでいや~なキブンになります。
晴れてくれたら気持ちよくでかけられるのに・・・

今日は先週に引き続き、大賞は逃したものの、最終選考まで残った方の中からまたお一人紹介したいと思います。


埼玉県のあすかさんのお写真




コメント
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3年前の結婚式の写真です。
アンティークの黒振袖にアンティークの丸帯、小物類も、揃えられるものは全部アンティークで揃えました!
伊達衿はこれ!と云う色がなく、アンティークの緋の襦袢を解いて手作りしました。
婚礼用振袖ですが、まだまだ機会を見つけては着る気満々です(笑)
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3年前の結婚式の時の写真ということですが、写真がすごく古く見えるのは気のせいでしょうか??
なんだか、昔の白黒写真に、現代の技術で人工的に着色した感じというか。
あ、良い意味で!ですよ。
そのあたりのテイストも狙って演出しているのかなと思いました。
後姿の写真では全身が写っていますが、こう見ると前と後ろの雰囲気は結構違いますね。
違う着物かと思うぐらい、後姿の印象がガラッと変わっておもしろいです。
婚礼用の振袖ですが、機会があればまた着たいということで、是非着てください!
こんなにいいもの一度や二度着ただけではもったいないです。
最近では既婚女性も、ご友人の結婚式などで振袖を着用して出席するのもなんとなくOKみたいな風潮があります。
20台女性であれば、まだまだ振袖を着たいという気持ちも分かります。
その辺は、格式を重んじる家族や友人なのか、TPOに合わせて、着れる時は着ちゃってください。
そのほうが着物も喜びます。
仕立てたはいいものの、着る機会がなくたんすの肥やしになっているのは良く聞く話です。
せっかくの素敵な振袖、できるだけ多くの場で着られるといいですね。
でも、結婚式に参加する場合は、やはり主役は花嫁ですので、空気を読んだコーデで臨みましょうね。
この写真が3年前ということはまだまだホットな新婚さんですね
どうぞ末永くお幸せになさってください。





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2011年11月11日金曜日

「ワビサビ」

こんにちは、岩瀬です。

昨日発表しました「キモノ・ベストショットvol.3」の大賞のお写真はもう見ていただけたでしょうか。
着物10の商品ページで月末まで公開予定ですので、まだの方は是非一度ご覧くださいね。


今日からは、惜しくも大賞を逃しはしたものの、最終選考まで残った6名の方の写真をご紹介したいと思います。

まずは、北海道のsaiyuusatomi33様のお写真





―コメント――――――――――――――――――――
昨日無事にお茶会が終わり
汗だくでお手伝いしてくれた息子の写真送ります
体格がいいのでなかなかあう着物がなく着物10さんでみつけた紋付がジャストでした
小さいときには祖祖父の紋付で調度よかったのですか・・・
縦にも横にも大きくなりすぎですww
これ以上大きくならないことを願ってます
―――――――――――――――――――――――――


立派な息子さんですね。
この後ブログ掲載の許可を求めてメールしたときに判明したのですが、彼は高校一年生だそうです!びっくり!
貫禄があるというか、なんというか。
saiyuusatomi33さんはお茶会を開かれたようですが、教室で先生をされているのでしょうか。
息子さんも茶の道に進まれるのでしょうか。期待が膨らみますね。
この写真のいいところは「何かしている」というところですね。
動きがある写真は動画よりも迫力がありますし、空気感や息遣いまで聞こえてきそうです。
残念ながらアンティークではなかったので、大賞とはなりませんでしたが、有力候補の一つでした。
高校生の頃から着物を着る機会があって羨ましいですね。
普通10代は浴衣ぐらいしか着る機会ないものですし、成人式や卒業式も終わってしまうと尚更着る機会も減っていくというものです。
30代からだんだんと着物熱が高まってきて、和装に目覚めたりする話は良く聞きますが、若いうちからこういった場を経験しておくといざという時に役立ちますね。
わたしも「わび」と「さび」が分かるようになりたいものです。
お茶でも習いに行ってみようかなと思ったりもしています。

次回は週明けにでも書きたいとおもいます。


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2011年11月10日木曜日

キモノ・ベストショットvol.3大賞決定!


おはようございます岩瀬です。

「キモノ・ベストショットvol.3」に沢山のご応募ありがとうございました。
今回はこれまでで最も応募数が多く、何と約40通もの応募がありました!
審査にもかなりの時間を要しましたが、スタッフ総出で厳正な審査を行った結果、ついに今回の大賞が決定しました。


キモノ・ベストショットvol.3大賞受賞者は

宮城県のサクラさんに決定です!
おめでとうございます!


写真に対するコメントが届いております。

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福島県会津若松の御薬園で撮影したものです。
会津はきものの似合う風景がすごく多いので、大好きです!

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これは去年でしょうか?
御薬園で撮影されたとありますが、雪が降っていますね。
今年はまだ雪は降っていないと思いますが、どうなんでしょうか?
楽寿亭が見えますので、おそらく御茶屋御殿で撮影したものと思われます。
元の写真は縦長でしたので、横使いするために大幅にカットしてしまいました。
みなさんに見てもらえないのが残念なので、加工前の写真も載せておきます。


それにしても、この羽織、素敵ですね。
ザ・アンティーク!といった感じでしょうか。大きな柄が大正ロマンを感じさせます。

色は、デジカメではなかなか再現するのが難しいとされる、天然染料の紫系の色かと思われます。
「草木染」と聞くと、草や木を煎じてその液で染めるものだと思う方が多い(もちろん間違ってはいないですよ!)のですが、
実はそれだけでは不十分なので、染めた後に金属(水溶)を使って「発色」と「定着」を行っています。
この金属のことを媒染材と言い、例えば蘇芳で染めた後に媒染材に鉄(Fe)を用いると紫っぽくなります。
そうやって色は作られているのですね。
天然の植物や虫や貝などから染料を抽出し染めた色はやはり深い趣があるものです。
バチっとした化学染料もいいですが、天然のやわらかな色もまた素晴らしいです。

話が脱線したついでに、会津と言えば会津塗。漆器が有名ですね。
漆器が有名なところはお酒もおいしいです。
津軽(津軽塗)も、飛騨(飛騨春慶塗)も、出雲(出雲漆器)もですね。
塗りが盛んな地域にはかならずおいしいお酒があります。

だからどうした、という感じですが、まぁお許し下さい。
今回も風情あるお写真の数々、本当にありがとうございました。
テーマ通りに撮影して、みなさん送ってくださるので、見るのが楽しかったです。

あまりにも応募が多かったので、このブログで全てをご紹介することはできませんが、後日何点かピックアップして掲載したいと思います。


それでは今日はこのへんで。
サクラさん、この度は本当におめでとうございました!!



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