2012年3月6日火曜日

洗える絹!

お久しぶりです。
岩瀬です。

三寒四温とはまさにこのような感じのことでしょうか。
だんだんと春が近づいてきているのが分かるようになってきました。
朝こそまだ寒いですが、日中は日差しも柔らかく外にいても辛くなくなってきました。
金沢の長い長い冬が終わりを告げそうです。

先週末は卒業式ラッシュだったのでしょうか。
高校生たちが花束を持って歩いている姿を見かけました。
私が高校生の頃は担任の先生が、最後に感動的な話を…するわけもなく、普通に最後のホームルームをして解散でした。
先生は泣いてましたが、今思うと毎年のように卒業生を見送っているのにそんなに感動するのでしょうか…
結構アウトローなクラスだったので、私だったら卒業後が心配で悩みそうでした(笑)


そんなことはさておき、今日は面白いニュースがあります。



着物の加工を行なっている会社「きものブレイン」さんが信州大学の繊維学部と共同開発したという「洗える絹織物」について日経が取り上げていました。
記事元はこちら→水で洗える絹織物に活路、夏向け反物開発 きものブレイン



みなさんご存知の通り絹の着物は水で洗うことができません。
これは絹の繊維の弱さにあります。
水で洗おうものなら縮みや、毛羽立ちなどは避けられず、結果的にとても着られるものではなくなってしまいます。

このきものブレイんさんが開発した「洗える絹」の名前は「ふるるん」
細くて弱い絹の繊維を薬品を使って分子レベルで補強しているそうです。
いわばスーパーシルクですね。

夏にふるるんの着物が大活躍しそうな予感です。
汗をかいて汚れても洗えるのなら…
襦袢にドンドン活かして欲しいですね。

お値段は仕立て上がりのカジュアル着物で1着9万8千円~、長襦袢で4万8千円程度だそうです。

どんどん新しい技術が発達していきますね。
このおかげで着物がもっと普及したらいいですね。
着付け教室では初心者の方には是非、ふるるんを推して欲しいものですね。


今日はこのへんで。
では。




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