金沢の郷土料理「めった汁」、「豚汁」との違いは?
金沢の最も庶民的な郷土料理、その一つに「めった汁」があります。
これが、我が家の「めった汁」です。
めった汁とは、あまり聞き慣れない言葉かもしれません。
その名前の由来には、諸説あります。
まず一つの説は「めったやたらに具をたくさん入れた汁」という意味です。
もう一つの説は「めったやたらに具を切って入れた汁」というものです。
さらに、もう一つ有力な説があります。
それは「滅多(めった)に食べられないほどの贅沢な汁」だから「めった汁」となったとされているものです。
どの説が正しいのかは、定かではありません。
しかし、願望的な私見では、第3の説であって欲しいと思います。
それはおじさんの子供の頃には、お肉そのものがとても貴重であったからです。
さあ、めった汁の具材について述べていきましょう。
本日の我が家の味噌汁の具材は、さつまいも・さといも・じゃがいも・だいこん・まいたけ・しいたけ・ねぎ・たまねぎ・はくさい、そして豚肉が入っています。
またこの具材は、どんなものでもよく、その辺にあるものなら「めったやたら」に入れればいいだけです。
そして、めった汁を食べると、とても体が温まる感じがします。
一方こちらは、私の愛してやまない「吉野家」の「新とん汁」です。
この豚汁のキャッチコピーは「6種の野菜がしっかりとれる! 大根 人参 レンコン ごぼう サトイモ 青ネギ」です。(原文のまま)
それでは「めった汁」と「豚汁」の違いとは、何でしょうか。
それは、基本的にさつまいもが、入っているかいないかの差です。
つまり、めった汁には、美味しいさつまいもが不可欠なのです。
金沢には、以前「加賀野菜・五郎島金時と北陸限定ポッキー」で紹介した「五郎島金時」というさつまいもがあります。
これは、食感がコッボコボ(金沢弁)で糖度が高く、とても美味しいお芋です。
この五郎島金時の甘みと豚肉に油の旨みが、私達を「めった汁」の虜にします。
また、さつまいもには、ビタミンB1やビタミンC・カリウム・食物繊維等が豊富で、胃腸によく美肌や風邪予防に効果的です。
そして、その他の根菜類にも栄養素がたっぷりです。
例えば大根には、アミラーゼなどの消化酵素が含まれ、でんぷんやタンパク質・脂肪を分解し消化を助けてくれます。
「雪中野菜と加賀野菜の一つ、源助大根」
れんこんやさといもには、ムチンというぬめり成分が含まれています。
これは、胃腸や喉を保護し、免疫力を高めてくれるそうです。
「加賀野菜・小坂れんこんと大好き煮物ときんぴら」
にんじんには、強い抗酸化力を持つβカロテンが豊富で、眼精疲労や美肌・風邪の予防などに効果があると言われています。
ごぼうは、食物繊維が豊富な野菜の代表格です。
この食物繊維は、腸内の善玉菌を増やし、その環境を整える働きがあります。
そして「真打、豚肉の登場!!!」です。
豚肉には、ビタミンB1が多く含まれ、疲労回復に大きな効果があります。
これがいわゆる「ブタミンパワー」と呼ばれているものです。
「めった汁」の美味しさと栄養素を列挙していると、何だか自然と元気になれるような感じがしてきました。( ^ω^)_U 一杯どうぞ
ところで、めった汁や豚汁は、冬の食べ物だと思っていませんか。
いえいえそれらは、冬だけでなく春にも有用なお料理です。
日本列島各地では、桜の開花が話題となっています。
またテレビでは、気象予報士や美人レポーターが伝える「春めいたポカポカ陽気です」とか「今日は春の装いでもよいでしょう」などの言葉が踊ります。
しかし、桜が咲いても雪がちらつくこともあります。
これを「花冷え」と呼びます。
このように暖かくなったり、寒くなったりすることにより、体調を崩してしまうことが多々あります。
こんな時にこそ、めった汁を食べ免疫力を高めることで、体調維持に努めることができると思います。
今晩の夕食時に、めった汁をおねだりしてみようかなぁ~乁(˙ω˙乁)ウネウネ
今回の担当は、達じいでした。
あんやと┌(・。・)┘♪└(・。・)┐♪┌(・。・)┘♬
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この五郎島金時の甘みと豚肉に油の旨みが、私達を「めった汁」の虜にします。
また、さつまいもには、ビタミンB1やビタミンC・カリウム・食物繊維等が豊富で、胃腸によく美肌や風邪予防に効果的です。
そして、その他の根菜類にも栄養素がたっぷりです。
例えば大根には、アミラーゼなどの消化酵素が含まれ、でんぷんやタンパク質・脂肪を分解し消化を助けてくれます。
「雪中野菜と加賀野菜の一つ、源助大根」
れんこんやさといもには、ムチンというぬめり成分が含まれています。
これは、胃腸や喉を保護し、免疫力を高めてくれるそうです。
「加賀野菜・小坂れんこんと大好き煮物ときんぴら」
にんじんには、強い抗酸化力を持つβカロテンが豊富で、眼精疲労や美肌・風邪の予防などに効果があると言われています。
ごぼうは、食物繊維が豊富な野菜の代表格です。
この食物繊維は、腸内の善玉菌を増やし、その環境を整える働きがあります。
そして「真打、豚肉の登場!!!」です。
豚肉には、ビタミンB1が多く含まれ、疲労回復に大きな効果があります。
これがいわゆる「ブタミンパワー」と呼ばれているものです。
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ところで、めった汁や豚汁は、冬の食べ物だと思っていませんか。
いえいえそれらは、冬だけでなく春にも有用なお料理です。
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しかし、桜が咲いても雪がちらつくこともあります。
これを「花冷え」と呼びます。
このように暖かくなったり、寒くなったりすることにより、体調を崩してしまうことが多々あります。
こんな時にこそ、めった汁を食べ免疫力を高めることで、体調維持に努めることができると思います。
今晩の夕食時に、めった汁をおねだりしてみようかなぁ~乁(˙ω˙乁)ウネウネ
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「ムチン(mucin)」について
返信削除学術秘書
池田です。
「ムチン」は、動物性の成分です。
http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/mucin/
日本国内でのみ拡散していた、「植物や発酵食品にムチンが含まれる」とする
誤報の(「学術情報」という意味で)大本になっていた情報が訂正されました。
*
食品工業辞典(日本食品工業学会編、昭和54年第1版発行)の用語解説の訂正に
ついて
2020/07/30
当学会の前身である日本食品工業学会編の食品工業辞典の「むちん[ムチン]
」の解説について、現在の科学的知見から以下のように訂正させて頂きます。
(訂正前)
動植物より分泌される粘質物一般をいう。
(訂正後)
動物より分泌される粘質物一般をいう。
https://jsfst.smoosy.atlas.jp/ja/notices/71
では。
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株式会社はなもみ(法人番号:3050001008638)
代表取締役社長 池田剛士(携帯:09041347927)
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む、ムチン警察の池田剛士www
返信削除