着物10
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2017年2月22日水曜日
みんな大好き!オムライス誕生秘話、発明は石川県民!?
いきなりですが、ここで問題です。
さて毎月23日は、何の記念日でしょうか?
あまりにも突然の質問で、申し訳ありません。
正解は「オムライスの日」です。
「なにダラなこと言うとるがいね(金沢弁で、とてもバカなことを言っているわー、です)」。
いえいえこれは、決してダラな話ではありません。
オムライスを考案したのは、石川県宝達志水町(ほうだつしみずちょう)出身の北橋茂男さんです。
その北橋さんの誕生日が、明治33年7月23日であったことから、宝達志水町が「オムライスの日」と設定しました。
それでは、オムライス誕生秘話をご紹介します。
北橋茂男さんは、20代の青年シェフとして、大阪通天閣近くの「新世界」で、洋食屋を開業していました。
そのお店の名は、大阪心斎橋に本店がある「北極星」です。
北極星の当時の店名は「パン屋の食堂」でした。
パン屋の食堂は、従業員も大勢いて洋食とすき焼が名物の大繁盛店でした。
そんな忙しいお店に、足繁く通う一人の常連さんがいました。
彼は、いつも白いごはんとオムレツを注文し食べていました。
それは、1925年(大正14年)のある日のことでした。
北橋さんは、その常連さんに感謝しつつも、同じものばかりではかわいそうだという思いが募りました。
そこで、マッシュルームとたまねぎを炒めてケチャップライスにして、薄焼き卵で包んだ特別料理を彼の前に出したのです。
彼は、一口食べてこう言ったそうです。
「おいしいやん!なんやこれ?」
マスターは、それに応えて言いました。
「オムレツとライスを合わせて、オムライスでんな」
これが、オムライス誕生の瞬間となりました。
2011年宝達志水町は、北橋さんを称えて「北極星」の協力のもと「オムライスの郷」プロジェクトを開始しました。
これに合わせ町内のオムライスプロジェクト加盟店は、料金割引やおまけを付けるサービスを行っています。
また、それぞれのお店ごとに、ユニークなネーミングを提供しています。
ここで、各参加店のオムレツのネーミングをご紹介します。
「そばめしオムライス」「石焼ビビンバオムライス」「のど黒と紅ズワイ蟹のおむらい寿し」「紅白オムライス」「ふつうのオムライス」「ポークソテーオムライス」「味好オムライス」「やわらぎオムライス」など様々なオムライスが、提案されています。
ちなみに当地には、オムライスとおもてなしを掛け合わせた「おむてなし」という言葉があります。
この「おむてなし」には、2つの思いが込められています。
1つは、お客様によりおいしい食事を食べてもらいたいと願って、工夫する思いです。
もう1つは、食事の時に和やかな会話をして、楽しく過ごして欲しいというおもてなしをする心です。
その心は以前、感謝と優しさでお話したことにもつながります。
まさにこれが「能登はやさしや土までも」の心です。
こうしてオムライスは、おいしさとやさしさが一つに包まれた料理になりました。
あんたも、いんぎら~(ゆったりの金沢弁です)としまっし~♪
今回の担当は達じいでした。
あんやと(*´▽`*)。
※追記:オムライス町グルメまつりが、2017年3月19日(日)10:00~15:00に、宝達志水町の押水総合体育館で開催されます。
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