2012年3月16日金曜日

亀甲紋

こんにちは、岩瀬です。

今日は常々気になっていた亀甲紋について調べてみましたので、皆様にお伝えしたいと思います。

 

亀甲紋といえば上の写真のように、亀の甲羅のような正六角形の幾何学模様のことを言います。
由来は諸説あるようで、『縁起の良い亀をモチーフにした』かどうかは確かではないようです。
亀さん残念!


一説によるとエジプトの王朝を始め古代より世界中で用いられていたこの文様が、大陸から日本に伝わったのではないかとのことです。
日本では平安~鎌倉に流行したそうで、どちらにせよ歴史のある文様であることは間違いないですね。


ちなみにお醤油で有名なキッコーマンさんの社名も『亀甲』 + 鶴は千年亀は萬年の『萬』から来たそうです。


一つのデザインだけを見ても、着物文化の長い歴史の重みを感じることが出来ますね。
皆さんもお気に入りのお着物の文様について、調べてみてはいかがでしょうか?


それでは今日はこのへんで。


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2012年3月12日月曜日

震災から1年

おはようございます、岩瀬です。

3.11から一年経過しましたね。
色んなことがあった一年でした。


私たちは、命を、失われた命を忘れず、この大地震を教訓にし、これからを生きていく義務があります。
日本中誰もがです。

山積みになった問題はみんなの問題です。
整理していかなくてはなりません。
誰か偉い人のせいにしても始まりませんし、終わりません。

人それぞれできることは違います。
文句を言うだけでは変わりません。
何かを、自分なりに一人ひとりが何かをすることできっと変わると思います。

原発反対も
瓦礫の受け入れも

みんなが納得のいく解決策をみつけなくてはなりません。



私には私にできること。
あなたにはあなたのできることがあります。

シリアスな話ですが、書かなくてはいけないですよね。
もう1年です。
あっという間に10年経って、でもそのときどうなっているかなんて誰もわかりません。
だから今できることを今やるしかないんです。

長くなってしまいました。

今日はこのへんで。
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2012年3月6日火曜日

洗える絹!

お久しぶりです。
岩瀬です。

三寒四温とはまさにこのような感じのことでしょうか。
だんだんと春が近づいてきているのが分かるようになってきました。
朝こそまだ寒いですが、日中は日差しも柔らかく外にいても辛くなくなってきました。
金沢の長い長い冬が終わりを告げそうです。

先週末は卒業式ラッシュだったのでしょうか。
高校生たちが花束を持って歩いている姿を見かけました。
私が高校生の頃は担任の先生が、最後に感動的な話を…するわけもなく、普通に最後のホームルームをして解散でした。
先生は泣いてましたが、今思うと毎年のように卒業生を見送っているのにそんなに感動するのでしょうか…
結構アウトローなクラスだったので、私だったら卒業後が心配で悩みそうでした(笑)


そんなことはさておき、今日は面白いニュースがあります。



着物の加工を行なっている会社「きものブレイン」さんが信州大学の繊維学部と共同開発したという「洗える絹織物」について日経が取り上げていました。
記事元はこちら→水で洗える絹織物に活路、夏向け反物開発 きものブレイン



みなさんご存知の通り絹の着物は水で洗うことができません。
これは絹の繊維の弱さにあります。
水で洗おうものなら縮みや、毛羽立ちなどは避けられず、結果的にとても着られるものではなくなってしまいます。

このきものブレイんさんが開発した「洗える絹」の名前は「ふるるん」
細くて弱い絹の繊維を薬品を使って分子レベルで補強しているそうです。
いわばスーパーシルクですね。

夏にふるるんの着物が大活躍しそうな予感です。
汗をかいて汚れても洗えるのなら…
襦袢にドンドン活かして欲しいですね。

お値段は仕立て上がりのカジュアル着物で1着9万8千円~、長襦袢で4万8千円程度だそうです。

どんどん新しい技術が発達していきますね。
このおかげで着物がもっと普及したらいいですね。
着付け教室では初心者の方には是非、ふるるんを推して欲しいものですね。


今日はこのへんで。
では。




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