2017年3月8日水曜日

福を呼び込むフクロウと縁起物


我家の玄関には、福を呼び寄せると言われるフクロウの縁起物が、3羽!?飾ってあります。
フクロウの額縁とハギレで作った人形

そのフクロウ達は、仕事で遅くなった時も、酔っ払って千鳥足で帰った時も、常に起きて私を待っていてくれています。

それは、フクロウが夜行性であるため「夜目が効く」ので、おじさんの帰りを楽しみにしてくれているのです。

ちなみに「夜目が効く」という言葉には「世間に明るくて物知り」という意味が、含まれています。

この写真にあるフクロウの絵は「待ってました 福ふくどり」と、私に呼びかけてくれます。

この絵は、山梨県の河口湖に家族旅行をした際に、湖畔のお店で購入した思い出の品です。

一方で、2羽のフクロウのぬいぐるみは、着物のハギレで作られていて、フリーマーケットで買い求めました。

彼らは、とても仲睦まじい夫婦のように見えます。



話は少しそれますが、鳥はそのほとんどの場合、一夫一妻制だそうです。

例えば鴛鴦がその代表です。

人間国宝羽田登喜男の鴛鴦の写真

その訳は、夫婦力を合わせてエサを確保しなければ、子育てをしていけないためと考えられているそうです。

私もこれにあやかり、少しでも夫婦仲良く暮らしたいと願っています。


そしてフクロウは、縁起が良いという理由がたくさんあります。

また、フクロウを表わす漢字も種々あります。

それらは「不苦労」・「不苦老」・「福来朗」・「福朗」などと書き表します。

つまり、その意味は「苦労をしない」や「福を招く者」とされています。

そしてこれらは、いつものように日本語特有の語呂合わせになっています。


またフクロウの首が、360度回ることから「借金で首が回らなくなることはない」と解釈されて、お金に困らないという象徴となったようです。

これらを基にしてフクロウは、開運や招福・商売繁盛につながる縁起の良い鳥と考えられています。


そして西洋でもフクロウは、英知の象徴とされています。

それはフクロウが、ローマ神話の知恵と工芸の女神であるミネルヴァの使いであるため「森の賢者」と呼ばれるようになったからです。


また日本には、縁起物を身に付けると幸せになれるという考え方があります。

梟の巾着の写真


これは、私がカメラを入れている袋です。

この袋の表裏両面には、フクロウのイラストが描かれています。

多分これは、フクロウとフクロ(袋)というシャレですね。

長野県の戸狩温泉スキー場へ、家族旅行をした時にあまりの可愛さに一目惚れし、お土産として買いました。


このように昔から人気のフクロウですが、今年の干支が「酉(とり)」であることで、フクロウの人気が増々高まっているようです。


そしてこれを受けて平成29年1月7日に金沢でも、フクロウカフェ「ふくろうcafe金沢」がオープンしました。

このお店は先日、地元テレビのニュースコーナーにも取り上げられました。

こちらのお店では、7種類8羽のフクロウがいて、お客さんとの触れ合いができるそうです。

お客さんは、直接フクロウを手で撫でることができ、そのモフモフ感に幸せを感じるそうです。

また、大阪のフクロウカフェに行ったことがあるスタッフ仲間の話では、手の油脂がフクロウに付かないようにと、手の甲で撫でるようにするなど、いくつかのルールがあるようです。


そしてフクロウは、着物や帯にもその愛らしい姿が描かれています。

名古屋帯の紬地に刺繍デザインの梟が可愛い

このフクロウ柄を見ていると穏やかな気持ちに包まれていきます。

何か私も、モフモフしたい気分になってきました。

そして今年は、ますますフクロウ人気が高まる予感がします。

今回の担当は、達じいでした。

あんやと(*´▽`*)。


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