2016年5月27日金曜日

着付けのポイント ☆長襦袢☆



お久しぶりですっ☆

最近、家で飼っているわんちゃんに
癒やされまくっているくぅちゃんです(*^^*)





前回の「土台作り」にひき続き

今回は


「縁の下の力持ち」


とも言われている


☆長襦袢☆



について紹介させていただきます。




長襦袢は、中に着ているから見えないし何でもいいかも・・・って
思っている人もいるかもしれません。
私も始めは思っていました。
しかし、着物を実際着てみると
普段着ている洋服と違って袖口や振りから覗いて見えちゃうんです(泣)!!!

なので、縁の下の力持ちと言われる理由を、
3つのポイント「役目、サイズの選び方、着るコツ」
にわけてご説明しますっ!!


まず、1つめのポイントである
「長襦袢の役目」には、3つの大切なことがあります。

1、「機能性」
それは、体を動かしやすくすることにあります。
着物だけを着ると滑りが悪くて手足を動かしにくく、
着心地がとても悪いですよね。
また、汗や皮脂がつきやすくなるので、
すぐ汚れたり、痛みも早くなってしまいます。
そして、体温調節という大切な機能も持っているのです。
このように、衣服特有のトラブルを防いだり、
和らげたりすることができるのです。

2、「引き立て」
見た目の調和で、より美しく見えるようにすることです。
少しだけ見えることを考慮された奥ゆかしいともいえる存在ながら、
色柄や紋様は着物同様に多種多様です。
選び方はとても奥深くて、正礼装、外出用、普段着用といった状況別の
着こなしだけでなく、季節毎に装い異なります。
派手や地味になりすぎず、着物の色柄や紋様と調和させるのは
中々難しいものです。しかし、これがしっかりとできれば
ワンランク上の着こなしができます。どのような場所でも見栄えがとても良く、
見る人の心に自然な印象を与えます。

3、「着くずれを防ぐ」
つまり、着付けした着物をしっかり維持できることです。
どんなに格好良く着付けても、何か動作をした時に大きく
着崩れしては台無しですよね。だからこそ長襦袢の最も大切な役目と
も言えるんです。見た目も、着心地もよく、しっかりと着物を着るために、
着付けをちゃんと身に付けておくことが大切です。




2つめのポイントは、「サイズの選び方」です!!

長襦袢の自分にあったサイズってどうやって見つければいいのか
難しいですよね。
私が習ったのは

①裄:背中心から袖の先まで
②袖丈:袖の長さ
③背中心から肩の縫い目までの長さ

この3つが大体合っていれば大丈夫だと思いますっ!!

大体というのも、丈が多少短くても着物を着たら隠れてしまうので
あまり気にしなくても大丈夫なんです。

サイズが合わない長襦袢を着ると
袖の振りから長襦袢が飛び出してしまいます。
なので、長襦袢の袖が着物の袖に収まりそうなサイズを選べば大丈夫です。

目安として
襦袢の袖幅は、着物の袖幅よりも7~8mm位短くするのが通常です。



最後に、
3つめのポイントは、「着るコツ」です!!

私が長襦袢を着る際、気をつけていることは
衣紋を抜くことです。

衣紋とは、後ろ襟の部分をいいます。

着付けを習っている時
とても苦戦したのを覚えています。

始めの頃は衣紋の抜きがあまく
着物を着た時に
見た目も見苦しく
着ている本人も暑苦しくなったことを
覚えてます。(泣)
しかし、衣紋の抜き加減でガラリと
イメージが変わっちゃうのです!!

その、衣紋を抜く理由は・・・



見た目が涼しいっ!と言うのもありますが…1番の理由は
「大人っぽく見える☆」ってことだと思います。
衿を詰めていると、子供がゆかたをきているみたいになり、
どんなお洒落な浴衣を着ていてもそれだけで仕上がりがおかしくなります。
あまり抜きすぎるのも問題ですが、こぶしひとつ分くらいは
抜いた方が着物を着た時に綺麗に見えますよっ!!


サイズと衣紋の抜き方は、人それぞれ違うので
自分に合ったもの、季節や場所を選んで
ぜひ、着てみてくださいっ☆


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1 件のコメント:

  1. わかり易く大変重宝しております。お知らせを受け取るにしましたので、また日記を楽しみにしております。

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